OISでは医薬品事業開発(ライセンス、アライアンス)に関する各種セミナーを企画、提供しています。特に実践的な演習を取り入れたセミナーを特徴とし、各分野の専門家を招聘してセミナーを行います。
2023年度は2016~2022年度の内容(過去のセミナーを参照)を踏まえて医薬品事業開発の全分野をカバーできる形で企画してまいります。尚、内容および開催の決定している、2023年度6月セミナー「医薬品アライアンスマネージメント-その重要性から実務まで-」、2023年度7月特別セミナー「”バイオベンチャーをつくるには?”~アカデミアの研究者、産学連携担当者のための起業セミナー~」、2023年度7月セミナー「医薬デューデリジェンスープロジェクト管理・ポートフォリオ管理との係わり」の詳細は各ページを参照ください。
又、これ以降のセミナーは分野名のみ記載しておりますが、日程・講演名等、詳細は内容が決定した時点でお知らせいたします。
OIS医薬品事業開発(ライセンス、アライアンス)セミナー
-OISファーマパートナー合同会社主催、(株)シード・プランニング共催-
OIS 7月特別セミナー「”バイオベンチャーをつくるには?”~アカデミアの研究者、産学連携担当者のための起業セミナー~」
【日時】 2023.7/18(火) 午後1時20分~5時(午後1時zoom open)
このセミナーは、【ZoomによるLive配信】での開催となります。
【講師】
・松岡靖史 氏(アクチュアライズ株式会社/開発部長、バイオイノベーションパートナー/代表)
・杉岡郁 氏(OISファーマパトナー合同会社 代表社員、アクチュアライズ株式会社 代表取締役社長(兼))
【問い合わせ】OISファーマパートナー:072-986-5435
【セミナー趣旨】
OIS 特別セミナーとして、”バイオベンチャーをつくるには?”~アカデミアの研究者、産学連携担当者のための起業セミナー~を企画致しました。講師はOIS 医薬品事業開発セミナーで講師をつとめていただいている松岡靖史氏とOIS ファーマパートナー(同)代表社員の杉岡郁氏です。松岡氏は製薬企業を退職後、大学発を含む多くのバイオベンチャーの資金調達や事業計画の立案を手掛けるとともに、事業推進をサポートしてきています。一方、杉岡氏は製薬企業等での長いBusiness Development経験を有しており、ライセンス交渉を通じて多くのバイオベンチャーの事業を評価しています。さらに、同志社大学発の眼科バイオベンチャー、アクチュアライズ株式会社を実際に起業し、資金調達などの経験を有しています。お二人の経験を通じ、バイオベンチャーの起業を考えているアカデミアの研究者や産学連携の担当者に実際に役に立つ情報、ノウハウ、注意点をお伝えできるものと思います。
【「”バイオベンチャーをつくるには?”~アカデミアの研究者、産学連携担当者のための起業セミナー~」セミナー項目】
Ⅰ.序論
1.なぜ、バイオベンチャーを起業するのか。動機が一番重要。
2.研究を進展させるという面でのメリット、デメリット。
3.バイオベンチャーを起業するとお金持ちになれる?
Ⅱ.アカデミア発バイオベンチャーを立ち上げるための支援システム
1.知っておかないと損をする育成プログラムや人材マッチング。
2.起業準備のための助成金もある。
Ⅲ.ビジネスモデルを考える
1.自分の研究がどう世の中のを変えることができるのか。
2.競争相手はどのくらいいるのか。今までの技術で十分なのではないか。
3.どうやってお金を儲けていくのか。「良い技術なので何か利用してもらえませんか?」ではダメ。
Ⅳ.特許戦略をたてる
1.本当の今の特許出願で大丈夫?将来のビジネスの独占性をカバーできている?
2.一つの特許で保護できる範囲は限られている。特許網をどう構築する?
Ⅴ.事業計画をつくる
1.10年先を見据えたロードマップを創造する。
2.目標達成までにどのくらいのお金がいつ必要か。目標達成までどのくらいの期間が必要か。
Ⅵ.資本政策をつくる
1.会社が誰のものかを決める重要なプラン。間違ったことをしてしまうと後戻りが出来ない。
Ⅶ.会社を立ち上げる
1.“株式会社”をつくるためには具体的に何をしなければならないか。
2.会社を立ち上げた後、古巣のアカデミアから今までの特許の独占的実施許諾を受けなければならない。
3.会社を経営していくために求められること。”会社法”や”株式上場基準”への対応。
Ⅷ.研究開発を進める資金を調達する方法
1.ベンチャーキャピタル (VC) からの出資を得る。
2.AMEDなどの公的助成金(開発委託金)を得る。
Ⅸ.製薬企業との協業を目指す
1.製薬企業にどのようにアプローチして、契約締結まで持っていけば良いのか。
2.製薬企業が興味を示してくれたことに舞い上がってはいけない。契約締結上の注意点。
Ⅹ.Exitを目指す
1.株式上場(IPO)か事業売却(M&A)か。そこが悩みどころ。
2.IPOをするために必要な準備。内部監査や上場審査という強敵に立ち向かうために。
Ⅺ.最後に
1.バイオベンチャー経営という荒波の世界に乗り出される方々へのエール。
【講師略歴①】
松岡 靖史 氏、アクチュアライズ株式会社(開発部長)、バイオイノベーション(代表)
1982年3月 金沢大学理学部生物学科卒業
1982年12月 株式会社ミドリ十字入社 中央研究所配属
細胞培養によるインターフェロン、遺伝子組み換え蛋白質の生産技術研究に携わる。
1999年12月 研究企画部担当課長 [吉富製薬(株)/ウェルファイド(株)]
バイオロジクスの特許戦略、国内外のアカデミア/ベンチャーとの提携に携わる。
2005年10月 蛋白医薬研究所長 [三菱ウェルファーマ(株)]
遺伝子組み換え蛋白質、抗体医薬品の開発を主導
2009年4月 本社製品戦略部領域リーダー(バイオロジクス、ワクチン等) [田辺三菱製薬(株)]
2011年4月 開発本部メディカルサイエンス部 担当部長
2012年5月 富士フイルム株式会社入社 医薬品事業部配属
バイオ開発の統括マネージャーとしてがんワクチンの臨床開発に携わる。
2017年2月 株式会社ペルセウスプロテオミクス入社 事業企画部長
2018年1月 レグセル株式会社入社 事業開発部長
制御性T細胞療法/iPS細胞由来CTLがん免疫療法の研究開発を担当
2019年6月 アクチュアライズ株式会社 開発部長
iBody株式会社 事業開発部長(兼任)
2022年4月 バイオイノベーションパートナー(個人事業主)を開業
スタートアップ企業支援、事業計画・資本政策策定、開発業務受託
その他、Blockbuster TOKYO、BRAVE等で多数の案件でMentorとして参画
【講師略歴②】
杉岡 郁(すぎおか いく)、OISファーマパートナー合同会社 代表社員
1981.04 吉富製薬入社(営業MR、営業所長)
(その後合併により、現田辺三菱製薬となった)
1998.10 吉富製薬本社ライセンシング担当
2004.04 アストラゼネカ(株)入社(ライセンシング・アライアンス担当)
2014.02 ラクオリア創薬(株)入社(事業開発部、部長)
2016.03 OISファーマパートナー合同会社、代表社員
2018.05 アクチュアライズ株式会社、代表取締役社長
■専門分野
医薬品ライセンス、医薬品ライセンスにおけるアライアンス・マネージメント
■過去の講演
販売提携契約、医薬ライセンス実務講座(ヤマサキ ファーマ コンサルティング)
医薬品ライセンス・販売提携のディールとり進め方・交渉と最近の傾向(サイエンス&テクノロジー、セミナー)
医薬品ライセンス実践法(技術情報協会セミナー)
ライセンスにおける事業性・売上予測方法(技術情報協会セミナー)
ライセンスインに関わる評価方法と英文ライセンス契約書作成における留意点(技術情報協会セミナー)
医薬品ライセンスのための売上予測の実際(サイエンス&テクノロジー、セミナー)
医薬品ライセンスにおけるデュー・デリジェンス(情報機構セミナー)
医薬品ライセンスの評価と実務のポイント(情報機構セミナー)
医薬品ライセンスイン・アウトの意思決定方法(情報機構セミナー)
アライアンスにおける技術デュー・デリジェンスの実務、医薬ライセンス実務講座(ヤマサキ ファーマ コンサルティング)
■執筆関係
医薬品販売提携のすべてー成功の秘訣は何なのかー(株式会社 シード・プランニング発行)
医薬品ライセンスにおける売上予測(『医薬品の市場・売上予測ノウハウ集』技術情報協会編)
医薬品ライセンスの交渉戦略(『研究開発リーダー2010.10』技術情報協会編)
OISファーマパートナー合同会社
〒579-8012 東大阪市上石切町1-11-13
Tel: 072-986-5435
E-mail: info★oispharmapartner.com ※★→@に変換してください。
■ 受講の申し込みはOIS Home page (http://oispharmapartner.com/) の申し込みフォームから必要事項を記載の上、送信いただくか、E-mail : info★oispharmapartner.comにて申し込みください。※★→@に変換してください。
■ 申込み締め切り日:2023.7.11(火)
■ 受講料: 2万円/1名(テキスト代金、税金を含む)。
■ 受講希望者には請求書を送付(郵送およびeメールにて)いたしますので、請求書に記載の当社銀行口座に振り込み願います(振り込み手数料はご負担お願いします)。尚、お振り込みはセミナー前日まででお願いします。お振り込みがセミナー後となる場合は予定振り込み日を申し込みフォームの備考欄に記載お願いします。
■ 領収書は必要な場合に限って当社より発行いたします。原則として銀行振り込みにて領収書とさせていただきます。
■ 尚、お申込みいただいた方には今後、OISファーマパートナー合同会社および(株)シード・プランニングより講演会などの案内を差し上げますので、ご了解ください。
※講演の録音・録画は御遠慮ください。
■ Zoomによるlive配信受講について
お申込頂いたメールアドレス宛に、
(※スマホの場合は事前インストールしたアプリが起動します)
講演用の資料は事前に郵送にてお送りします。尚、
※講演の録音・録画は御遠慮ください。
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